4月1日”超覚寺縁起”がkindleで販売されました。
超覺寺の縁起を辿ると、平安初期、貞観時代(860年代)のころまで遡ります。慈覺大師円仁を開基として、紀州(和歌山県)海士郡打越村に「彌勒寺」として創建。当時、寺領千石を有する天台宗の古刹だったといいます。
浅野氏が元和五年(1619)に広島へ移封する際には藩主・浅野長晟公に追随しました。
超覺寺には、縁起を紐解く手がかりになる「過去帖」が残されています。歴代及び門徒に関わることだけではなく、その時代に何が起こり歴史がどのように動いたか、各年代の住職により刻銘に記されています。浅野家広島城入城四百年の年に、過去帖を整理するにあたり、一冊の本にいたしました。
NPO法人ANT-Hiroshimaの渡辺朋子さ
1939年大阪府生まれ。'69年長友啓典と共同でK2を設立。
イラストレーターとしてポスターや挿し絵で数々の賞を受賞するとともに、壁画制作、ライブペインティングなど幅広いアーティスト活動を展開。